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プロのためのラーメンの本 (柴田書店MOOK)

たちまち繁盛店!1日300人が行列する人気ラーメン店のつくり方 (DO BOOKS)

2012年の暮れにこの本を読んでいる者です。2008年出版とあるので、生き馬の目を抜くようなラーメン業界ではすでに知れ渡っているノウハウなのかもしれませんが、私のような部外者、一消費者には興味深く読めました。私が教育業界に身を置く者ですが、「いい授業をしていれば生徒はわかってくれる」、または「少々手を抜いても学生は気づかないからね」というふうに構えている教授が多いのを目の当たりにしていますので、木村氏のラーメン屋に対する指摘が的を得ていると感じました。 私が気に入ったアドバイスは:「ビジネスマンとは『できない理由』を探すのではなく、『できる方法』を探す人間のことをいう」(22)「良い所がまず見えるのが一流、良いところしか見えないのが超一流」(50)「嫌々やったことは1にしかならない。納得してやったら1.6、喜んで、やりたくてやった場合は1.6X1.6で2.56になる」(64)「収入の10%は勉強に使う」(196)。「時代に取り残されているのに、今までのお客様の反応が怖くて変われない自分。お客様が離れていっているのに気づきつつ、言い訳して動かない自分。競合や同業の動きに気づきながら何もしてこなかった自分ーー結局は自分に負けているのです」(228)、などです。教育業界にも充分当てはまることだと思いますし、他の業種、業界でも言えるかと思います。ラーメンファンが興ざめすることなく読める本です。小さな、マイクロレベルから始められる「売り上げ」「労働意欲」アップへの工夫のアイデアがたくさん入っているという点でおすすめです。

評価の高い本です。しかしプロの目からの視点と、客の視点では、味方が変わりますね。

 

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